「いえ」
いえ。
たった二文字で、柚月さんから、バシッと拒否された感じがしましたよ。
彼女じゃないし、好みではない、と言われたような……。
ちょっとブルーになってしまうのは何故だろうな、と思いながら、窓際の席に柚月と座る。
いつからあるのかわからない感じの陶器の天使の人形が窓際に置かれていた。
レトロな感じでいいな、と眺めていると、
「なににする?」
と辰子がカウンターから訊いてくる。
「えーと……焼き飯と珈琲で。
ひなとは?」
「あ、じゃあ、私はアイスティーで」
と反射的に言ったあとで、
アイスティーあるよねっ?
とひなとは慌てて、そこにあったプラスチックのメニュースタンドを手にとった。
だが、確認する前に、辰子が、
「焼き飯と珈琲に、アイスティーね。
柚月くん、ごめん。
水とおしぼりそこね」
と柚月に命じる。
はいはい、と言って、柚月は立ち上がった。
「あっ、このお店、セルフサービスなんですね」
と慌てて、ひなとも立ち上がったが、
「いや、違う」
と柚月は苦笑いして言っている。
いえ。
たった二文字で、柚月さんから、バシッと拒否された感じがしましたよ。
彼女じゃないし、好みではない、と言われたような……。
ちょっとブルーになってしまうのは何故だろうな、と思いながら、窓際の席に柚月と座る。
いつからあるのかわからない感じの陶器の天使の人形が窓際に置かれていた。
レトロな感じでいいな、と眺めていると、
「なににする?」
と辰子がカウンターから訊いてくる。
「えーと……焼き飯と珈琲で。
ひなとは?」
「あ、じゃあ、私はアイスティーで」
と反射的に言ったあとで、
アイスティーあるよねっ?
とひなとは慌てて、そこにあったプラスチックのメニュースタンドを手にとった。
だが、確認する前に、辰子が、
「焼き飯と珈琲に、アイスティーね。
柚月くん、ごめん。
水とおしぼりそこね」
と柚月に命じる。
はいはい、と言って、柚月は立ち上がった。
「あっ、このお店、セルフサービスなんですね」
と慌てて、ひなとも立ち上がったが、
「いや、違う」
と柚月は苦笑いして言っている。



