「オレも、菜結ちゃんのお世話係として生まれたかったな」
「利人はお世話係じゃないよー」
「え? あー、執事って言ったほうがよかった?」
「執事でもないよ。使用人とか、そーいうのじゃなくて、お目付け役」
お目付け役……とあたしの言葉を繰り返した斉藤くん。
「あたし、身の回りのことはちゃんと自分でするもん。利人は、あたしのことを見張るように言われてるだけ」
「へえ、そうなんだ?」
軽く聞き流してる斉藤くんは、利人が執事でもお目付け役でもどっちでもいいみたい。
違いなんか知ったこっちゃないって感じ。
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