1線超えたお兄ちゃんとの恋物語


「おじゃまします。」


「どうぞ、上がって。ここ俺の部屋。」


と言って蓮は扉を開けた。


「で、分かんない所って?」


「今日やったとこ全部。」


「まじで馬鹿じゃん。どこから教えていいか分かんない。」


30分くらい今日の授業の所をやって予習で15分くらい使った。


「そろそろ帰るね。」


「送ってく。」


「えっ、いいよ~。」


「一応女だし。」


私たちは蓮の家から出て歩く。

ってか今日で友達ができた。

しかも優しそうだし。

奏くんに話そうかな~。

そんなことを考えていたら家に着いていた。