ダイニングルームに料理を運び、2人で食べる事になった。

「ねぇ。食べさせて。」

 思わず口から漏れた言葉。

「な!?」

 ヤバ。引かれた。

「い、いいですよっ……」

 少し顔を赤くした結絵。そこも怖いぐらいに愛らしい。

 俺の隣の席に座り、

「は、はい、あ、あ〜ん。///」

「なにそれ。めっちゃ可愛いんだけど。」

 思わず思った事を口にしてしまう。

 パクッと口の中に入れる。生まれて初めてこんなうまい物くったと思った。

「もっと食べさせて。結絵の飯が1番うまい。」

 結絵は心配になったのか、自分の前髪を上にあげ、俺の前髪も上げてデコを当ててきた。

 思わず顔が真っ赤に染まる。湯気が出そうなぐらい。