「はぁ……そんなに可愛い事言ってなにになんの……?本当に大好き」

 そういって、私の頭をワシャワシャと撫でる蓮くん。

「なぁ、結絵は、俺と結婚するって約束覚えてる?」

「っ……う、うん……?」

「じゃあこれ」

 小さい白い箱を差し出して来た蓮くん。

「へっ……?」

 そっと箱をあけてみると、