確かに、結由達がいれば大丈夫かもしれない。

 けど、もし他の暴走族。例えば、他の暴走族とんで、特に私達が倒したヤツ……。そうすれば、すごい力になる……。

 その時、スマホがプルルルッ———と鳴った。

 みると、結由からだった。

「もしもし……?」

 なにか嫌な予感がして絶えなかった。

「結絵!じ、実は———」

 え?結由?「おいstrong総長聞こえるか?」

 ん?この声は——え?Victoriaの総長……?

「なに。また?結由達になにしたの?」

〔捕まえた〕

「は?——」

 蓮くんが、は?と言った。私が電話している時に近寄ってきたから、多分聞こえたんだとおもう。

「おい!雛達は!?」

〔あー気絶しちゃったねぇ。〕