よほど気持ちが悪く感じるのか、怯えた声を出す蓮くん。私も少しだけ怯えていた。

「蓮様、結絵ちゃんをくださぁい……♡」

 な、なんで!?

 すると他のメイドさん達も部屋に入ってきた。

「お、おい執事!こいつらどうにかしろ!」

 すると執事さん達がきてメイドさん達を追い出してくれていた。

「れ、蓮く……」

「ハァ本当に可愛い過ぎ」

「な!?も、もう!最近可愛いしか言ってない!」