「私達、付き合う事になりました!」

「「あ、おめでとう。」」

「なに?軽くない?」

「そんな事ねえだろ。」

 夜々様がそう言った。

「じゃあ、バイバイ〜」

 ガチャッとドアが閉まった。

 ええ……?まって、これだけ……!?

「れ、蓮くん、もうすぐ夏休みだけど、どこか行かない?結由と結奈とかも誘って、海とか!」