蓮くんが、奏笑くんを剥がそうとするけど、それもできない。

 それぐらい、強く抑えられてる。


「イヤッ……!やめて……!奏笑くん!……」

 あ……。

 私の目の前は見えなくなった。






 目を覚ますと、蓮くんだけが映った。