予想を超えた政略結婚



私がリビングから出たすぐに
母が父に話しているのが
聞こえてきた。


「だから言わないでって言ったでしょ
この状況聞かされた玲華は
うんと言うしか考えない子だと
わかってるじゃない!
私たちが育てた娘よ?
責任感じて自分のことは棚に上げて」
と泣いていた。


私がその人のお嫁さんになれば
この小園は継続できる?


蓮や凛も大学を諦めなくても済む?


私が•••私がうんと言えば
済む話•••。


いや!私が•••と言う
悲劇のヒロインの様な事は
言っていられない。


私もこの話が
人生の起点になるかもしれない。


だって私も嫌な職場を退社できる•••。


それに友達が言ってた
合コンで出会って付き合って
将来結婚したりするのと
お見合いで結婚するのと
要は同じだよね!って
人のお世話を借りて相手と出会い
それから恋愛をする。


考え方によるとそれと同じだよ!


私の出した結論はリビングに居る両親に
「その話進めていいよ」だった。


「いいのよ
玲華を犠牲にしたくないから
ずっとどうすればいいかを
お父さんと考えてたんだから」


「考えても良い結論が出ないわけでしょ?
今後父さんに変な気を起こされても
私は困るのよ!私だけじゃない
みんなが困るの!それとね
大恋愛して結婚する人もいるけれど
お見合いで結婚する人も多いこと
これから相手のことを知って
恋愛して愛を深めていく関係も
新鮮でいいかもしれないじゃない?
しかも!あたしもこの機を逃したら
お嫁に行けないかもしれないしね」


両親は私の言葉に納得してくれたのだった。