「確か今日、美化委員のふたり、休みだったよな」


「え、もしかして……これがめんどうで休んだ可能性も……」


「あるな」


ええ……。

学級委員て、不足した委員会の補欠も行かないといけないんだ……。


学年1位で、委員長もして。

こんなに忙しいスケジュールをこなしてきた七流くんは本当にすごいと思う。


「俺たちはせっけんの補充か。
さっさと終わらそう」

「そうだね」


早くイチャイチャしたいしな。


「っ……!」


もう……っ。


ふっと笑った七流くんと、早速作業をしようと席を立ったとき。


「ねぇ、君!」