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「待てって、今行ったら殺されるぞ!」
「人を簡単に殺してしまえる奴と、杏様を2人っきりにさせれる訳がないでしょう!!」
昴さんと志木さんが怒鳴り合ってる。
杏が来た
来てしまった
でも正直…
杏がこなかったら、やばかった。確実に。
そしてこの妹も……
「昴、どきなさい」
「だから待てって。まずはこいつらを診てやれ。お前も手負いだろ?杏のところには、俺らが行く」
敦子と美奈子もみんなの手当てに回ってくれてる。
「朔くん、目洗った?」
「あぁ、大丈夫」
水で流せと言われて、目を洗った。汚そうな水かとおもったけど、案外大丈夫だった。
おかしなくらい、落ち着いてる
怖いよ
本当に
「ちょっと、なんでここまで喰らったの?」
美奈子は泉の身体を支えて起き上がらせる。泉は身体全部水をかぶった。
でも、まだ目は…開けれないみたいだ。
「泉は俺を庇った」
「はぁ、ちょっと座ってなさい」
俺たちはあの部屋から放り出された。今は通り道にあったトイレの前にいる。
「待てって、今行ったら殺されるぞ!」
「人を簡単に殺してしまえる奴と、杏様を2人っきりにさせれる訳がないでしょう!!」
昴さんと志木さんが怒鳴り合ってる。
杏が来た
来てしまった
でも正直…
杏がこなかったら、やばかった。確実に。
そしてこの妹も……
「昴、どきなさい」
「だから待てって。まずはこいつらを診てやれ。お前も手負いだろ?杏のところには、俺らが行く」
敦子と美奈子もみんなの手当てに回ってくれてる。
「朔くん、目洗った?」
「あぁ、大丈夫」
水で流せと言われて、目を洗った。汚そうな水かとおもったけど、案外大丈夫だった。
おかしなくらい、落ち着いてる
怖いよ
本当に
「ちょっと、なんでここまで喰らったの?」
美奈子は泉の身体を支えて起き上がらせる。泉は身体全部水をかぶった。
でも、まだ目は…開けれないみたいだ。
「泉は俺を庇った」
「はぁ、ちょっと座ってなさい」
俺たちはあの部屋から放り出された。今は通り道にあったトイレの前にいる。



