「杏様!」
「アホ!!!さっさと部屋から出ろ!躊躇いもなく撃ちよったやろ!!」
サトルは威嚇とかそんな感じで撃ったんじゃない。あたしが来たってわかって、あたしの前で誰か撃ってやろうって…そう思ったんや。
志木はあたしの方に来ようとするけど、それは違う。
「くっ…」
力強すぎるやろ
サトルを押さえ込むのに必死すぎて、皆んなの方を見ることもできひん
「結構大胆だな?お前からこっちに来るなんて」
うっさい黙れ
そう思うけど、少しでも気を抜いたら、確実に吹っ飛ばされる。そしたら…誰か…
「志木、ボサッとすんな!ガキ共を外に出せ」
昴の声が聞こえる
後ろを振り向くことはできひんけど
気配がなくなった
「あれ、2人きりだな?俺に会いに来たのか?」
「せや、会いに来た。ちゃんと話そうと思ってな」
サトルの力が緩み、あたしも、サトルの腕を掴む力を緩めた。
「話してやりたいんだけど、先に片付けることがある」
「何?あたしと話すことよりも大事?」
「……あの金髪の男、殺そうかなって」
「アホ!!!さっさと部屋から出ろ!躊躇いもなく撃ちよったやろ!!」
サトルは威嚇とかそんな感じで撃ったんじゃない。あたしが来たってわかって、あたしの前で誰か撃ってやろうって…そう思ったんや。
志木はあたしの方に来ようとするけど、それは違う。
「くっ…」
力強すぎるやろ
サトルを押さえ込むのに必死すぎて、皆んなの方を見ることもできひん
「結構大胆だな?お前からこっちに来るなんて」
うっさい黙れ
そう思うけど、少しでも気を抜いたら、確実に吹っ飛ばされる。そしたら…誰か…
「志木、ボサッとすんな!ガキ共を外に出せ」
昴の声が聞こえる
後ろを振り向くことはできひんけど
気配がなくなった
「あれ、2人きりだな?俺に会いに来たのか?」
「せや、会いに来た。ちゃんと話そうと思ってな」
サトルの力が緩み、あたしも、サトルの腕を掴む力を緩めた。
「話してやりたいんだけど、先に片付けることがある」
「何?あたしと話すことよりも大事?」
「……あの金髪の男、殺そうかなって」



