「はい…」
「君も不審者にやられたのか?」
「いいえ。私はいじめられて、ここに落とされました」
「いじめられて?」
「はい。木津さん、柳原くん、上平さん、上平くん、業田くん…。この5人にいじめられてました」
「俺の息子がそんな事するわけないだろう⁉︎」
「そうよ!そうなったのはあなたに責任があるんじゃない?」
「ちょっと、業田、木津さん…」
「何言っているんだ!それよりこの子を助けるのが先だろう?彼女は唯一の生き残りだ」