熟成復讐

そんな事を皆で話している時だった。突然一つの教室だけ電気が点いたのだ。場所を見ると2年の教室だったはず。

「何?電気が点いたけど…?」
「もしかして、あそこに不審者がいるのか?」
「…不審者?梓をこんな目に合わせた奴がいるのね」

俊樹の言葉にふらりと綾子が立ち上がり、鬼のような形相で灯りのついた教室を睨みあげた。そして、誰よりも早くこの場を駆け出し、校舎の中に入って行った。

「おい、ちょっと待て‼︎」