地獄船

「ミヅキ!」


俺は今だ冷凍庫の中にいるミヅキに声をかけた。


逃げ道はないにしても、1人でほっておくわけにもいかない。


「ミヅキ!」


浩成が声をかけながら冷凍庫へと入って行く。


ミヅキが嫌がる声が聞こえて来る。


きっと、中で死んでいる泰明から離れるのが嫌なのだろう。