「なあなあ。お前ら夏休みは暇か?」
帰りのHRを終えて、教室で茜と喋っていたところ、このクラスのリーダー的存在の岡田君に声をかけられた。
その背後には、クラスメイトの男女が8人ぐらいいて、私たちの返事を待っている。
「まあ、暇だよ、ね?」
茜に確認するように言われて、私も頷き返す。
「俺らさあ、ギッシーにお願いして、学校で肝試しをすることになったんだけど、2人もどうかと思って」
「肝試し……おもしろそう!!ね、智香」
「う、うん」
勢いで返事をしたけれど、内心では冷や汗をかいていた。
肝試しって……考えただけでもゾッとする。
ていうか、よくそんな許可が出たな……
帰りのHRを終えて、教室で茜と喋っていたところ、このクラスのリーダー的存在の岡田君に声をかけられた。
その背後には、クラスメイトの男女が8人ぐらいいて、私たちの返事を待っている。
「まあ、暇だよ、ね?」
茜に確認するように言われて、私も頷き返す。
「俺らさあ、ギッシーにお願いして、学校で肝試しをすることになったんだけど、2人もどうかと思って」
「肝試し……おもしろそう!!ね、智香」
「う、うん」
勢いで返事をしたけれど、内心では冷や汗をかいていた。
肝試しって……考えただけでもゾッとする。
ていうか、よくそんな許可が出たな……