無限ループ

いよいよ、扉の強度が怪しくなってきた。
さっきから、おかしなしなり方をしている。

「もう、いや……」

ふらふらとした足取りで柵に近づき、夜空を見上げた。

こんなに遅い時間だ。もう、先生も誰一人残っていないだろう。

大きな声を上げたところで、届く相手はいない。

「どうして私が……」

最後にそう呟いて、柵の向こう側に、その身を投げ出した。