わいわいと話すみんなには聞こえない、小さな独り言のつもりだった。


返事なんて返ってこないと思っていたのに。


「いてよ」


どうして君は、いつもわたしに気づいてくれるのだろう。


いちばん星のような笑顔に心の中で問いかけたところで、いちばん星は輝いているだけだった。