【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




卒業式は無事に終了して、今は別れを惜しんでいる時間。



部活の後輩達から色紙をもらったり、花束をもらったり、泣きながら抱き合ったり。



それぞれがそれぞれの時間を過ごす。



日向さんは女の子からボタンをせがまれているみたい。



私は今、美織さんと和臣さんと冬夜くんを待っている。



式典の後に色々あるらしくて、まだ来てないんだ。



華やかな宴が終われば、後はお別れの時間が来る。



もうタイムリミットは少ない。



「.....冬夜くん」



色んな人がいる中で、すぐに分かるほど目立っている冬夜くん。



手には大きな花束を抱えている。



きっと先生から渡されたのかな。



「色々と引き止められちゃって、待たせてごめん」