七海はそれを聞いて苦笑いをした。 「でもね、ちゃんと言うから。」 言える時が来たら。 次は絶対逃げない。 「はぁ。千結は奥手ね〜。」 えへへと苦笑いをした。 それから5時間目が終わり教室に戻る。 5時間目は移動だったため廊下を歩いていた。 6時間目も移動なので呑気に喋っている場合じゃない。 教室に近づくと、中から声が聞こえる。 ロッカーに6時間目の荷物を取りに行くため後ろのドアから教室に入った。