「千結様、知らない人に声かけられても無視してくださいね?」 「は?」 「俺から絶対に絶対に離れないでください」 ……は? 真剣な目で訴えられて頷かずにはいられない。 ……なんでだろ? 3人の行動に首が傾いてく一方だった。 ―――――――――― ―――――― パーティー会場につき、会場に入ると視線が痛い。 「あれ、栗栖グループの方よね?」 「本当、いつ見てもお綺麗ね」 とヒソヒソ声が聞こえる。