ボーダーライン。Neo【中】


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 翌週の月曜日の事だ。

 あたしはその日、自らの手で、全てを終わらせた。

 いつもの様に朝車で出勤し、職員用玄関を抜けると、職員室前の廊下に人だかりが出来ていた。

 掲示板の前でざわめき合っている生徒達を見て、何か有ったのだろうか、と顔を曇らせる程度で、まさか自分がその渦中の人物だとは思いもしない。

 少しずつ歩を進め、おはよう、と受け持ちの生徒らに挨拶をする。

 すると顔見知りの生徒も、そうでない子も、意味深にこちらを見つめ、サッと脇へ避けた。

 まるで道を空けるように。

 ーーなに?

 首を傾げつつも皆が見ている掲示板へ近付くと、顔馴染みの男の子が、

「サッチャン先生、おはよ~!」と、わざとらしく声を張り上げた。

 嬉々として挨拶、と言うより、どこか嫌らしい笑みを浮かべている。目が合う生徒みんなが、あたしを見てニヤニヤと口元を緩めていた。

 何か嫌な予感がする。これ以上先に進むと、何かとんでもない物を見てしまうんじゃないか。

 そう思うのに足は止まらず、問題の掲示板に目を向けた。

 ーーえっ!!

 瞬間、頭が真っ白になりそうな衝撃を覚えた。