「プリクラっ!ねぇプリクラ撮らない!?」
「さすがに男3人でプリクラとか気持ち悪すぎ」
あ、これは駄目だったか…。
てっきりあんなにもキラキラしたお姫様のようなお店に入ってくれたから。
下手したらこれもいけるんじゃないかと…。
クレープ屋のあとはゲームセンターに寄ったものの、その階へ入れば女子高生だらけだった。
「こんなの面白くも何ともないよ。ただのシールだし、そのわりにはシールとして使わないのがほとんどでさ」
あ、聞いたことある。
勿体ないからそのまま保存してるって。
アッキーの詳しさはJK並みだ。
「先輩は撮ったことありますか?」
「…ない」
「だろうね」と、廣瀬 秋斗の挑発に似たつぶやきもスルーしてしまう先輩。
そんな2人はまたまた周りの視線を誰よりも奪っていた。
「チビはないの?プリクラ」
「…うん。でもずっと撮ってみたくて」
「なら彼女できたときにとっておいたほうが良くない?…あぁ、お前は一生むりか」
そうだよ、一生むりだよ。
彼女作れるほどモテないし。
というより、いろいろツッコミどころが多すぎるんだってば。
先輩のように無視をして乗りきろうとしたのに。
なぜかアッキーは気に食わないらしく、頭を軽く殴ってきた。



