そしてもうひとりも同じように、先輩の膝の上に乗ろうとしてる。
いやいやいや!!!まてまてまて!!!
「ちょっとアッキー!!これが合コンなの…!?」
「うるさいよチビ。お前もいるじゃん、お似合いな子がひとり」
結果的に私は、あのいちばん謙虚そうな子と…。
ちがう!できなぁーーーい!!!
だめだ、なんかもう住む世界が違う…。
「お前らストップっ!!!こっんの発情期猿ども…!!」
キィィィィン!!!
大音量にしてやった。
うるさぁ~い!なんて文句言われてるけど、知るか。
そのままマイクを手放さず、アッキーへと。
「アッキー!!その人のこと好きなの!?」
「いや別に」
「ならなんでキスしてんだよ!!」
「…楽しいから?じゃないの?」
いや、聞き返してくんな。
知らないよ。
なに、楽しいからって。
私なんかキスすらしたことないってのに。
ここはカラオケですよ?
マイクで歌う場所だよ…?
「その人のこと好きなら2人でどうぞそういう場所へ移動すればいいけど!!…好きじゃ、ないんだよね…?」
「うん、とくに」
「好きな人としなきゃ駄目だろそーいうのは!!」
もう知らん。
熱血馬鹿って言われても知らん。
そーだよ熱血だよ。
今も私だけハァハァ息切れしてるよ。
お前らとは違う純粋な意味でな……!!!



