「じゃあ次っ、そこのイケメンくん!」
「……藤城 理久。…3年」
「ねえねえ、藤城さんは彼女とかはいるのー?」
「…いたら来ねぇよ」
「わあ真面目ぇ~!てかハーフ?かっこいーー!」
そうですね、そもそも合コンって言うだけで来ないんでしょうね。
カラオケには来てくれる、と。
そんな女の子たちはアッキーと先輩に夢中。
ぜったい私のこと見えてないよ。
目にも映ってすらない。
「好きなタイプとかは?今までどんな人と付き合ったの?」
ズゴーーーッッ!!と、ストローから響いた音は私から。
あ、やば。
もうジュース空だ。
「ねぇ君、さっきからうるさいんだけど」
「す、すみません……、どうぞ続けて」
開始して10分くらいしか経ってないのに、飲み終わってしまった。
ドリンクバーだし、2杯目おかわりしてきていいかな…。
「チビ、そんなに緊張しなくても大丈夫だって。たぶんお前は今日卒業は無理だから」
「なっ、なに言ってんだよ…!!俺は別にそんなつもりじゃっ!!」
「お前ほんと分かりやすいよね。まぁ頑張れよ」
こいつは朝からこの調子だ。



