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「おかえり千影」
「…あの人たち知り合い?」
「バイト仲間とその彼氏」
「ふうん」
「1ミリも誤解を残さず帰ってきた。俺って優しーよね、千影もそう思わない?」
「自分で言ったら終わり」
「つうか千影、服大丈夫そー?」
「いや、全然だめ」
「せっかく彼女に会いに行くのにな。運悪いねお前」
「まあもういいよ。シミにはなったけど、黒だから目凝らさないと見えない…し、多分」
「いや俺は凝らさなくてもそのシミ気になるけど」
「……、お前のせいだよね」
「ごめんって!あ、千影の彼女発見。なんだっけ、名前…瑠有奈?」
「気安く呼ばないでくれる?」
「めんどくさ!おまえも独占欲強いよね」
「うっざ……」
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