ずるいよ先輩、甘すぎます








───と、買い出しという名のサボリに出た、はずだったんだけど。





「単刀直入にいうね」

「…、」

「私、諦めたくないの。三琴のこと、やっぱりまだ好きだから」






───なにがどうなって、私は春先輩に宣戦布告されているのだろうか。