少しして、助國さんに外に出てろと言われ部屋から出された。
そして2時間後くらいに、助國さんは部屋から出てきた。
「おい、泉。ちょっとこい」
何故か浮かない顔…というか不機嫌な様子の助國さん。
助國さんが出てきた扉の隙間を覗くと、志木さんは、ベッドの上で、上半身を起こして座っていた
大丈夫なのか?
「なぁ、志木さんは?怪我は治るのか?」
「……お前、あいつ誰だ」
「え?」
「意識飛びたくないからって、麻酔打たずに治療しろって言ってきやがった。腹えぐれてるんだぞ?しつこいからそうしたけど。一言も声上げずに、黙って目を閉じて耐えてた。
なぁ、あいつは誰だ?お前ら何してる。俺は闇医者だ。金貰えば何でもする。でも、ちゃんと世に出て医者をしてた時があった。
そのことを思い出して言えば…
あんまり無茶すると、あいつ死ぬぞ」
志木さん…
助國さんがここまで言うのは相当だ。
基本的に口を出さないように、ただ傷を治す。そういう人なのに
「傷口塞がったけど、閉じただけだからな?治ってないから。動けばすぐに開くぞ」
そして2時間後くらいに、助國さんは部屋から出てきた。
「おい、泉。ちょっとこい」
何故か浮かない顔…というか不機嫌な様子の助國さん。
助國さんが出てきた扉の隙間を覗くと、志木さんは、ベッドの上で、上半身を起こして座っていた
大丈夫なのか?
「なぁ、志木さんは?怪我は治るのか?」
「……お前、あいつ誰だ」
「え?」
「意識飛びたくないからって、麻酔打たずに治療しろって言ってきやがった。腹えぐれてるんだぞ?しつこいからそうしたけど。一言も声上げずに、黙って目を閉じて耐えてた。
なぁ、あいつは誰だ?お前ら何してる。俺は闇医者だ。金貰えば何でもする。でも、ちゃんと世に出て医者をしてた時があった。
そのことを思い出して言えば…
あんまり無茶すると、あいつ死ぬぞ」
志木さん…
助國さんがここまで言うのは相当だ。
基本的に口を出さないように、ただ傷を治す。そういう人なのに
「傷口塞がったけど、閉じただけだからな?治ってないから。動けばすぐに開くぞ」



