私はあなた達に、1番会って欲しいですけどね。
まぁ1番会いたかったのは、私ですけど。
杏様の家を出て、あの誕生日会の名簿を見て…そして鈴と接触してから…
ついさっきまで、会えなかったんですから。
ただ会いにいかなかったのとは訳が違うんです。会いたいのに会えなかったというのがしんどかったんです。
そして何より…
辛い思いを1人でさせてしまうという…
執事失格です
『なぁ志木くん?』
「なんでしょうか?」
『この後どうしたらええ?妹は志木くんが調べて、水瀬に聞くのが1番やと思うんやけど…あたしらに出来ることはあるんかな』
出来ること…
「正直この後どう進むか分かりません。杏様は自分からサトルにコンタクトを取ると言っています。今日か明日あたりには全て決まると思います。
ただお察しの通り、1人で行こうとしているのも事実。真実を知るために、杏様だけが行くというのは必須なんですが…
1人にはさせたくありませんし…」
『はぁ〜そうか。スコーピオンもさ、殆ど片付けたけど、でもまだおるやろ?全国に散らばってるんやから…既に今サトルが声をかければ、集まる人もおるやろ』
まぁ1番会いたかったのは、私ですけど。
杏様の家を出て、あの誕生日会の名簿を見て…そして鈴と接触してから…
ついさっきまで、会えなかったんですから。
ただ会いにいかなかったのとは訳が違うんです。会いたいのに会えなかったというのがしんどかったんです。
そして何より…
辛い思いを1人でさせてしまうという…
執事失格です
『なぁ志木くん?』
「なんでしょうか?」
『この後どうしたらええ?妹は志木くんが調べて、水瀬に聞くのが1番やと思うんやけど…あたしらに出来ることはあるんかな』
出来ること…
「正直この後どう進むか分かりません。杏様は自分からサトルにコンタクトを取ると言っています。今日か明日あたりには全て決まると思います。
ただお察しの通り、1人で行こうとしているのも事実。真実を知るために、杏様だけが行くというのは必須なんですが…
1人にはさせたくありませんし…」
『はぁ〜そうか。スコーピオンもさ、殆ど片付けたけど、でもまだおるやろ?全国に散らばってるんやから…既に今サトルが声をかければ、集まる人もおるやろ』



