そして杏様の声も大きい。
杏様の声が聞こえたのか、信長と言う言葉でやっと理解した昴は、静かになった
「いえ、情けない姿で、嬢とは電話できませんと泣いてますので、元気になったら話してあげてください」
「あぁ、そう?わかったで。雄作さんに伝えてきてあげて!信長無事やって」
「ええ、わかりました」
ふぅ
違和感なく部屋から出れました。
ちなみに信長さんは、元気です。
杏様に会いたい会いたいと嘆いていたので、あれほど煩ければ、元気な証拠です。
部屋を出て、玄関の廊下まで行く
ここなら、会話も聞かれることはありません。
「すみません、お待たせしました」
『あぁ、もう1人か?杏はおらんやろな?』
「ええ、1人ですよ」
『杏は…元気そうか?』
「そうですね…1人でなければ、笑顔でいらっしゃいます」
そうか、ならいいんだ
昴はホッとしたようにそう言った。
「あなた達のこと言ってませんが、本当によかったですか?」
『勿論。かなりトラウマになってると思うぞ。また負けると思われても困るからなぁ。今は言わなくていい』
そういうものなんですかね…
確かにあの時の杏様は見てられませんでしたけど…
杏様の声が聞こえたのか、信長と言う言葉でやっと理解した昴は、静かになった
「いえ、情けない姿で、嬢とは電話できませんと泣いてますので、元気になったら話してあげてください」
「あぁ、そう?わかったで。雄作さんに伝えてきてあげて!信長無事やって」
「ええ、わかりました」
ふぅ
違和感なく部屋から出れました。
ちなみに信長さんは、元気です。
杏様に会いたい会いたいと嘆いていたので、あれほど煩ければ、元気な証拠です。
部屋を出て、玄関の廊下まで行く
ここなら、会話も聞かれることはありません。
「すみません、お待たせしました」
『あぁ、もう1人か?杏はおらんやろな?』
「ええ、1人ですよ」
『杏は…元気そうか?』
「そうですね…1人でなければ、笑顔でいらっしゃいます」
そうか、ならいいんだ
昴はホッとしたようにそう言った。
「あなた達のこと言ってませんが、本当によかったですか?」
『勿論。かなりトラウマになってると思うぞ。また負けると思われても困るからなぁ。今は言わなくていい』
そういうものなんですかね…
確かにあの時の杏様は見てられませんでしたけど…



