でもなんでやろ。
なんであたしは、サトルを覚えてないんやろ
そこで話した記憶もない
途中で抜け出したのは覚えてるけど、毎年変わらず、いつも通りの誕生日会やった。
どの歳の鈴の誕生日でも、前半の誕生日パーティーは我慢して、その後のダンスパーティーは、必ず抜け出してる。
その時も、同じようにしたはず
何があった?思い出せへん
泉が何か話し出そうとすると、見覚えのある女性がこちらに向かって小走りで来た
サトルのお母さん
「鈴さん!お久しぶりですね。お待たせしてすみません」
「こちらこそ突然お邪魔してすみません。冬馬さんに会いたくて寄らせていただいたんですけど」
「そうなんですね?冬馬なら、後少ししたら帰ってくると思います。お部屋まで案内しますので、どうぞ。お付きの人もいらしてください」
サトルのお母さんは、どうぞどうぞと優しく家へ招き入れてくれた。
泉も一緒に。
よかった。泉は待っとけ言われたらどうしようかと思った。
東堂家とは違い、小洒落た可愛い家で、新鮮だ
なんであたしは、サトルを覚えてないんやろ
そこで話した記憶もない
途中で抜け出したのは覚えてるけど、毎年変わらず、いつも通りの誕生日会やった。
どの歳の鈴の誕生日でも、前半の誕生日パーティーは我慢して、その後のダンスパーティーは、必ず抜け出してる。
その時も、同じようにしたはず
何があった?思い出せへん
泉が何か話し出そうとすると、見覚えのある女性がこちらに向かって小走りで来た
サトルのお母さん
「鈴さん!お久しぶりですね。お待たせしてすみません」
「こちらこそ突然お邪魔してすみません。冬馬さんに会いたくて寄らせていただいたんですけど」
「そうなんですね?冬馬なら、後少ししたら帰ってくると思います。お部屋まで案内しますので、どうぞ。お付きの人もいらしてください」
サトルのお母さんは、どうぞどうぞと優しく家へ招き入れてくれた。
泉も一緒に。
よかった。泉は待っとけ言われたらどうしようかと思った。
東堂家とは違い、小洒落た可愛い家で、新鮮だ