まさかの、朔さん達と合流したようで。
朔さんは、おかげで追いかけ回されたと怒っています。

なる程…私が眠っている間、色々あったみたいですね。

そしてある程度状況を飲み込んでいるらしい昴には、簡潔に伝えるべきことを言えと言いました。


怒られますね
そんなのはいいんです。私が怒られるくらいなら。

でも泣かせてしまうのは…辛いですね


ええから関西こいや。
美奈子に言われてしまいました。
杏様の次に怒らせたら怖いと思います


でもとても頼りになる


勿論行くつもりですよ。お陰様で気絶しそうな痛みはないので動けます



「お前ら、死ぬなよ?」

「はい。生きてみんなでここにお世話になりにきますね」

「馬鹿!やめろ!面倒だ!」


助國さんと呼ばれたこの闇医者は、腕は確かでした。きっと昔は腕の立つ医者だったんでしょうね


「お世話になりました。行ってきます」


おう

それだけ言って助國さんは、家に戻って行きました。


さてと。タクシーもすぐ来ましたし、新幹線も取れましたし…
久しぶりの薔薇のメンバー集結ですね