「お前らを仲間だと思っていいんだな?」

「はい。私たちは杏を救うためにここへ来ました。力を貸してください」


目的が同じ
守りたいものも同じなんだから

素性の知れない人達だけど
杏ちゃんを助けたいと言えば、目に闘士が宿った


色々な思いがあるだろう
でも



「ほなサクッとあの馬鹿総長を助けますか」



ニヤっと笑った


出会って数分
お互いのことは全く知らない

でもこれで充分だ



こうして薔薇の幹部と、烈火の幹部は手を取り結託した


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