復讐の華


「もう後悔したくないの。飛鳥を突き放した罪を受け入れて、ハナとまた仲間になりたい。ハナの手を、離したりしない」


「…っ」


真っ直ぐに伝えられる言葉は私の胸を打った。一言一言が熱くて、重くて、苦しい。


今、彼女にどんな顔を晒しているか分からない。湧き出てくる色んな感情に、自分でさえも何を思っているか定かではなかった。


交わる瞳に私の葛藤が滲んでしまっているだろうか。


今度はするりと抜けた彼女の腕から、私は逃げ出した。


だって、私はどうしたらいいの?


ここで美穂の手を取ったら、私が今までしてきたことは何だったの?


飛鳥の復讐を果たす為に水憐に入ったミイラ取りが、まんまとミイラになってしまったら。