復讐の華


だからここ最近幹部室では私と來、伊織の3人でいることが多かった。


來と伊織が話している族関連の話を聞きながら宿題を片付け、飽きたら一緒に運動して。


手加減なんてレベルじゃなく手を抜かれているけど。


それでも、彼らは楽しそうにしているから邪魔ではないんだろう。


今日もいつも通り、そんな時間を過ごしていた。


1階のホールで遊んで、幹部室に戻って来た私たちはそれぞれ吸い込まれるようにスマホに手を伸ばす。


仕方ない。これはもう習慣みたいなものだ。


特に連絡が無かった私とは違って來は不在着信が入っていたのか、誰かに電話をかけ出した。