それが自然と出てくる程に彼らとの時間は確かに何かを生んでいて。
初めて水憐の倉庫に入ったときに感じた恐怖に近い感情はもう感じないし、
幹部の皆んなといるときの疎外感も消え去っていた。
だけど、その代わりに。
飛鳥や紘斗に対する一種の罪悪感が私を締め付ける。
それに知らないフリをしながら、今は彼らとの時間を過ごしていた。
相変わらず幹部室では伊織がソファーに寝そべっていて、入って来た私たちをチラリと見る。
ろくに授業も出ないで、いつから此処にいたんだか。
美穂は美穂で、迎えに来た瞬とデートに出かけて行った。ほとんど毎日一緒にいてよく飽きないなと思う。



