復讐の華


気が気じゃなかった。外で落としていたら、そんなの見つかりっこない。


せめて水憐の倉庫なら、誰かが拾っていてくれるかもしれない。


だけどそれは避けたかった。飛鳥がいつまであのネックレスを付けていたか分からないけど、もしも私たちの繋がりに気付くきっかけになったら。


ネックレス如きで気付くわけないと思いたいが今の私には正常な思考が出来なかった。


早々にご飯を食べ終え、いつもより早く家を出る。


学校までの道のりを、見逃さないように地面を睨みながら歩いたけどやっぱり見つけることは出来ないのだった。


「おはよう美穂」


彼女が登校して来てすぐに声をかける。


昨日のこともあり若干不安だったのか、私が声をかけると強ばった顔を緩めた。