類「悪いが却下。」

類…こいつは絶対却下すると思ってた。
『…なんでだ?』

類「なんで俺たちがその女のために行かなきゃいけねえんだ」
フッそんなの決まってる。

『その女を助けたい。...それだけじゃだめか』
真剣な瞳で全員に目を向ける。

湊「あーもう!蓮は一度決めたら曲げねえ性格だからな!しょーがね、ついてってやるよ!」
春「俺も行ってやる。可愛い子いるかな〜?」
…ったくお前はそこかよ

『類。』
類「チッ分かったよ。…けど俺はついてくだけだからな」

ついてくだけ。…まあいいか。

奏「クスッ蓮がそう言うと思ってもう転校の手続きしといたよ」

さすが奏多。仕事が早くて助かるな。

『明日から通うからそのつもりでな』