「うぅ。お母さーん楽しんできてね」 寂しいなぁ……。 少ししょんぼりしていると、お母さんが急に私を抱きしめた。 「萌桃ー!!寂しいわよー! 愛しの娘と1ヶ月会えないなんて!」 うん。わかったから離して。 「萌桃ちゃん。何かあったら連絡してね」 「はーい。お父さんも楽しんできてね」 ニコッと笑うと、お父さんとお母さんが心配そうな顔で私を見つめる。 え?なに。 「……萌桃ちゃん知らない人にはついて行くなよ。」 「蒼くん、萌桃のことよろしくね」 「蒼、絶対萌桃ちゃんのこと守るんだぞ」