「でも、今玄関にいるよ」 「そっか、よかった……って、え?」 げ、玄関……? それって、、 もう行くってことだよね!? 私は急いで階段を駆け下り玄関に向かう。 後ろからノロノロと蒼がついてきた。 玄関を見るともうすでに靴を履き終えてるお父さんとお母さんが。 「あら、萌桃」 「はぁはぁ。ちょ、今日だったの?」 走りすぎたので息を整える。 無駄に広いのよね、この家。 「あら、言ってなかったかしら」 「……多分」 「ごめんねー」 笑いながら私の肩をベシベシ叩くお母さん。