「ちょっ……んっ!」 頭の後ろに手を回されて、白坂くんが強引に引き寄せた。 「もっと」なんて言いながら、もう私の唇を塞いでる。 とびきり甘いキスが降ってきて、このままだと白坂くんは止まってくれないかも……。 「……花火! せっかくなんだから、この花火見よ!?」 「は? 俺は花火よりお前がいい」 「なに言ってるの……っ、」 「こら。すぐ逃げんなって」 「きゃっ……」 今度は私が、 溺愛主義の白坂くんから逃げる逃走者になりそうです。 fin.