そして1時間くらいして、母上が部屋に来た
「鈴ちゃん…どこにも行かないでね」
部屋に入ってくるや否や…
どうしたんやろ
「お母様、どうかされましたか?鈴はここに居ますよ」
「ごめんなさい。あなたが居なくなる夢を見るの」
…ほらな
こんなん放っておけへんやろ
あたしも何度も夢を見るよ。鈴が目の前で暴行されてる夢を
しんどいよな
母上…
ごめんなさい
細くなってしまった母上の背中に手を添える。この人の事を守れるのはあたしだけや
お手伝いさんが紅茶を運んでくれて、少し母上も落ち着いた様子
紅茶…おいしくないなぁ
やっぱり志木の紅茶が1番美味しい。どこいったんやろ。あたしは…ほんまに頼りないな
志木が大丈夫って言ったなら、待つしかないんやろうな
信じて……
「ところで鈴ちゃん!結婚が嫌になったの?」
「え?そんな事ないですよ」
母上は机に何やらキラキラした計画書のようなものを広げる
これは?
「あなたのお誕生日ケーキの設計図よ」
ケーキに設計図とかないからな??うん
「鈴ちゃん…どこにも行かないでね」
部屋に入ってくるや否や…
どうしたんやろ
「お母様、どうかされましたか?鈴はここに居ますよ」
「ごめんなさい。あなたが居なくなる夢を見るの」
…ほらな
こんなん放っておけへんやろ
あたしも何度も夢を見るよ。鈴が目の前で暴行されてる夢を
しんどいよな
母上…
ごめんなさい
細くなってしまった母上の背中に手を添える。この人の事を守れるのはあたしだけや
お手伝いさんが紅茶を運んでくれて、少し母上も落ち着いた様子
紅茶…おいしくないなぁ
やっぱり志木の紅茶が1番美味しい。どこいったんやろ。あたしは…ほんまに頼りないな
志木が大丈夫って言ったなら、待つしかないんやろうな
信じて……
「ところで鈴ちゃん!結婚が嫌になったの?」
「え?そんな事ないですよ」
母上は机に何やらキラキラした計画書のようなものを広げる
これは?
「あなたのお誕生日ケーキの設計図よ」
ケーキに設計図とかないからな??うん



