そしてあたしは一気に現実に引き戻された
母上からの電話を切り、不安で胸が一杯になった。どうしよう
もう
逃げられへん
志木…
泣きそうになりながら志木に電話をする
けど、コール音が虚しくなるだけ
「なんでよ、なんでよ!!志木…なんで近くにおらんの。なんで電話に出てくれへんの!!」
こわい
1人じゃ無理や
やのに
志木が居ない
どうしよう
帰らなあかん
どうしよう
1人や
志木に何かあったかも知れへん。雄作さんに連絡したい。でもできひん
どうしたらええの?
あたしは……
「杏?1人で帰るなよ」
そこに来たのは泉
バイト終わりのあたしを迎えに来て、既に居なかったから探してくれたんかな
なぁ泉
「助けて…志木が、おらんくなった」
泣いてたと思う。もう心がぐちゃぐちゃで、どうしたらいいんか分からへん
助けて
「志木は、あたしに何か隠してた。1人で何かしようとしてた。もしかしたら…何か事件に巻き込まれてかもしれへん」
母上からの電話を切り、不安で胸が一杯になった。どうしよう
もう
逃げられへん
志木…
泣きそうになりながら志木に電話をする
けど、コール音が虚しくなるだけ
「なんでよ、なんでよ!!志木…なんで近くにおらんの。なんで電話に出てくれへんの!!」
こわい
1人じゃ無理や
やのに
志木が居ない
どうしよう
帰らなあかん
どうしよう
1人や
志木に何かあったかも知れへん。雄作さんに連絡したい。でもできひん
どうしたらええの?
あたしは……
「杏?1人で帰るなよ」
そこに来たのは泉
バイト終わりのあたしを迎えに来て、既に居なかったから探してくれたんかな
なぁ泉
「助けて…志木が、おらんくなった」
泣いてたと思う。もう心がぐちゃぐちゃで、どうしたらいいんか分からへん
助けて
「志木は、あたしに何か隠してた。1人で何かしようとしてた。もしかしたら…何か事件に巻き込まれてかもしれへん」



