「冬にな?俺が作ったメニューを追加してもらえるようになったんだ!まぁ、ちゃんと美味しいのを考えれたらの話だけど」
「すご!ええやん!」
「今頑張って試行錯誤中」
そうかそうか。響はすごく楽しそうにバイトしてる。みてて嬉しい
「俺はさ、杏に1番初めに食べて欲しいんだ」
「安達さんよりも?」
あたしが笑うと、当たり前!と笑った
冬か
「約束だからな」
そう言う響は、少し表情が変わり、ニコニコ笑顔ではなく、真剣な顔
右手の小指をあたしの前に出してくる
約束
できるんかな
正直、毎日不安に押しつぶされそうや
冬か
無事乗り越えてたら、冬なんて、なんぼでも来るし、響が作る料理ならなんぼでも食べる
「杏…」
ごめん。そんな顔させたらあかんよな
「冬って何が美味しいやろかって考えてた!!蟹かな?なんやろ!約束」
自信をなくした小指に、無理矢理自分の小指を絡める
ごめん響
不安にさせてごめん
「とびきり美味しいの、楽しみにしてるな」
今は笑顔でこれを言うことが精一杯やけど…そんなあたしを許して欲しい
「すご!ええやん!」
「今頑張って試行錯誤中」
そうかそうか。響はすごく楽しそうにバイトしてる。みてて嬉しい
「俺はさ、杏に1番初めに食べて欲しいんだ」
「安達さんよりも?」
あたしが笑うと、当たり前!と笑った
冬か
「約束だからな」
そう言う響は、少し表情が変わり、ニコニコ笑顔ではなく、真剣な顔
右手の小指をあたしの前に出してくる
約束
できるんかな
正直、毎日不安に押しつぶされそうや
冬か
無事乗り越えてたら、冬なんて、なんぼでも来るし、響が作る料理ならなんぼでも食べる
「杏…」
ごめん。そんな顔させたらあかんよな
「冬って何が美味しいやろかって考えてた!!蟹かな?なんやろ!約束」
自信をなくした小指に、無理矢理自分の小指を絡める
ごめん響
不安にさせてごめん
「とびきり美味しいの、楽しみにしてるな」
今は笑顔でこれを言うことが精一杯やけど…そんなあたしを許して欲しい



