「泉が悪いやつなら侵入して、家の金目のもの持っていかれるぞ」
朔はいいのかよと志木さんに問う。
間違いない。盗みなんてしないけど…
鍵なんて渡したら、無用心すぎないか?ましてや…超有名な財閥の家なのに…
魔はささないけど…そんな大事なもの俺が持ってていいのか?
「金目のものを持っていかれたくらいで、財政が傾くような財閥じゃないので大丈夫です」
志木さん…わ、笑ってるけど、俺は笑えないですよ?
「えっと?真ん中の鍵の説明はしましたよね。最後の鍵は……そうです。これが1番大事です」
志木さんは俺の掌に乗る鍵を少し触り、3つめの鍵を指さした
他の2つよりも小さな鍵
「これは鈴の部屋の鍵です」
え?
「妹の部屋の鍵?」
「はい。3階には、寝室しかありません。東側には東堂の人間の部屋があります。鈴の部屋は東側から2つ目。いいです?2つ目ですよ。3つ目は蘭様の部屋になるんで、間違えないでくださいね」
は?え?
「ちょっと待ってくれよ。どうしてこの鍵を俺に?使う時が来るって…」
朔はいいのかよと志木さんに問う。
間違いない。盗みなんてしないけど…
鍵なんて渡したら、無用心すぎないか?ましてや…超有名な財閥の家なのに…
魔はささないけど…そんな大事なもの俺が持ってていいのか?
「金目のものを持っていかれたくらいで、財政が傾くような財閥じゃないので大丈夫です」
志木さん…わ、笑ってるけど、俺は笑えないですよ?
「えっと?真ん中の鍵の説明はしましたよね。最後の鍵は……そうです。これが1番大事です」
志木さんは俺の掌に乗る鍵を少し触り、3つめの鍵を指さした
他の2つよりも小さな鍵
「これは鈴の部屋の鍵です」
え?
「妹の部屋の鍵?」
「はい。3階には、寝室しかありません。東側には東堂の人間の部屋があります。鈴の部屋は東側から2つ目。いいです?2つ目ですよ。3つ目は蘭様の部屋になるんで、間違えないでくださいね」
は?え?
「ちょっと待ってくれよ。どうしてこの鍵を俺に?使う時が来るって…」



