慧のあとにシャワーに入る


朔と響はあと少しで、この前までのデータを取り戻せるらしく、必死にまだやるらしい。

新と志木は、再び難しい話を始めた


そしてふと思い出した



「あ、そや、慧」


風呂上りの慧の腕をすれ違い様に思いっきり掴む

わぁ!と驚いた慧
申し訳ない。結構な力で掴んでしまった


「どうしたの?」

「桜さんのヘアピン!!あたしピッキングするのに使った!」

忘れてた!伝えよう思ってたんやった。


「あぁ…桜さん、あれ使ってくれてたんだ」


慧は嬉しそうに笑って、教えてくれてありがとうとリビングへ戻った

ふう


大事なことやのに忘れるところやったな。新しいの買ってあげなあかんなって思ってたんやった

ええなぁ

誰かに似合うやろなぁとが思ってプレゼントするの!素敵や


鼻歌を歌いあたしは上機嫌でシャワーを浴びた。

あと夏休みは3日ほど
また新しい学期が始まる


2学期はどんな事があるんかな
いつまで皆んなと楽しめるんかな


あたしは、鈴の誕生日会をやり過ごす事はできるんやろか


不安を楽しみで掻き消す。

楽しいことを考えないと、やってられへんからさ

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