「へへ。恥ずかしいな」


クソ可愛いやんけ!どうしよ!なんか手元から巣立った気がして泣きそう


「美味しく食べに来たんだろ?」

泉にそっと言われてうなずく。あたしは響が頑張ってる姿をみたくて来た。
大袈裟に思えるかもしれへんけど、それほどまでに凄い事やと思う。

だってバイトには女の子もいるし…


「メニュー決まったら声かけてください!響くんも皆さんがくるの楽しみにしてたんで」


可愛い女の子がメニュー表を渡して去っていった


「あいつ、大丈夫かな」

「キッチンのカウンター越しで話すから、まだ大丈夫って言ってたよ」


馴染めてるようで安心。
最近のお気に入りのパスタを頼み、楽しみに待つ。


「響もランチ時間終わったら今日はバイトないって言ってたぞ」

「新は?家庭教師あるん?」

「今日はありませんよ。泉は家のことは手伝ってなくていいんですか?」

「今日はやらねぇ」

「俺も今日はbarのバイト入ってないよ」


……てゆうことは?


「久しぶりに皆んないる感じ!?!」