「あーっ、僕のから揚げ!」
「別に誰のでもないだろ」
「……早い者勝ち」
わいわいと晩ご飯を食べています。
意外に話を切り出すって大変だな。
でも、聞かなきゃ分からないし!
「あのー」
私が口を開くと、一斉に集まる視線。
「えっと」
「なんだよ」
切り出しにくいんだって!
だけど、いつまでも黙っているわけにはいかないので、思い切って言う。
「みんなは、夏休みどうするの?」
言えた!
なぜか緊張していたけど、言えたよ!
心の中で自分を褒めていると。
「どうするって、なにが?」
なんて逆に質問されてしまった。
「夏休み……、実家とかに帰るの?」
「俺は帰んねぇぞ」
涼が答えてくれる。
それに続いて、
「帰らない」
「ここにいるよーっ」
と、返事が返ってくる。
夏休み、みんなで遊べるんだ……、と思うと嬉しくなる。
「別に誰のでもないだろ」
「……早い者勝ち」
わいわいと晩ご飯を食べています。
意外に話を切り出すって大変だな。
でも、聞かなきゃ分からないし!
「あのー」
私が口を開くと、一斉に集まる視線。
「えっと」
「なんだよ」
切り出しにくいんだって!
だけど、いつまでも黙っているわけにはいかないので、思い切って言う。
「みんなは、夏休みどうするの?」
言えた!
なぜか緊張していたけど、言えたよ!
心の中で自分を褒めていると。
「どうするって、なにが?」
なんて逆に質問されてしまった。
「夏休み……、実家とかに帰るの?」
「俺は帰んねぇぞ」
涼が答えてくれる。
それに続いて、
「帰らない」
「ここにいるよーっ」
と、返事が返ってくる。
夏休み、みんなで遊べるんだ……、と思うと嬉しくなる。