しかもあいつ躊躇いなく出やがった。 この俺といるというにも関わらず…!! 「すみません、急用ができてしまったので私帰りますね!ここ、1泊できるので良ければ泊まってって下さい」 そう言っていそいそと服を着る地味子に、さっきの俺の言葉は届いているのだろうか。 ______バタン あいつが居なくなった部屋はやけに静かに感じる。 まさかホテルに置いてかれる日が来ようとは…… ………相手があの地味子なのが気にくわねぇ!!!